道無き道の、道


ジャングルとも言える裏山を歩く
奥へ奥へと誘われるまま進んでいく

道は道でなくなり
果たしてこのまま進んで良いものかと
躊躇するが、戻る気持ちはさらさら無い

ついには

思った通り
多分、山羊や羊が通ったであろうが、
人の道ではない所に侵入してしまった

私はなぜ、こんな奥地に迷いもなく
進んで来たのか

それは

道の先に、そこが "そうだ" と思える場所に
出会いたかったのだろう

今、道がなくなった場所に入り込み

さらに進むは良いとしても
大きな岩の上に座って一休みする

川の流れる音、鳥の声....

気がつくと、ここが "そこだ" と思える場所だった


道であった道は
このヒマラヤのジャングルでは
ひと冬で元のジャングル化してしまう

木が倒れ、土は崩れ落ち...
草が生え、新しい芽はみるみるうちに
若い木となって育つ

まるで、無意識のカオスのように

と言うことは、無意識なカオスは
あるがままの自然の姿なのであろうか

だとすると

無意識はとても豊富なリソースで
あるかもしれない

我を失い、我、我が家にたどり着く


"ちょいボケ" こまの独り言

ちょっと言うてみようかな? 聞く人おるんやろか?

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