水の声



山から流れてくる川水に
両手を差し込んだ

心を開いて耳を傾けた

長い道のりを経て
降りてくる水の声を聴いた

凍った体を溶かし
大地に潜る

滴って岩の脇を横切り
草を濡らしながら混じりあって
勢いよく走りだす

時には激しく
時にはゆるやかに

道のあるがままに
あるがままに

"ちょいボケ" こまの独り言

ちょっと言うてみようかな? 聞く人おるんやろか?

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