まだ何も知らない小さな子
まだ何も知らない子供の頃の感覚を、突然、思い出した...
その後に、あぁ、怯えていたんだと知った。
とても大事なことだからここに覚書しておく。
とにかく、うちの親は激しい夫婦だったようで、
私は、何かにつけて怯えていた。
怯えていたという表現は正しくないな。
と言うのも、'怯え' とは何か? 知らないほど小さい。
ただ、エネルギー的な衝撃として受けていたんだろうと思う。
それが何度も何度も繰り返されるうちに、
自分が何をすべきか、何をすべきでないか、を経験的に身につけていく。
'怯える' と言うのは後から身についたこと。
'恥ずかしい' も然り。
小さいうちに、ちょっとした、たくさんの辱めを受けてきた。
そうか、そういうことだったんだ。
心理学的な学びで頭ではわかっていても、
こうやってその時を体験的に思い出すのとは違う。
思い出すことで一番すごいと思ったのは、
本当に小さな頃、きっと赤ちゃんと呼ばれる頃だろうけど、
その時の、"何も知らない感覚" を思い出したこと。
思い出すと、そうか、知らないってこういうことだったんだと知った。
周りから影響を受けずにいたられたら、どんなに幸せなんだろう。
素のままでいられたら、どんなに幸せだろう。
もう、鎧兜は、いらないや。
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