投影しないことの難しさ
この世に投影しないとこが
どれだけ難しいことか....
何かの外側の刺激によって起こる
内側でドキドキ、ワクワクするような
感覚がやって来たときなどには、なおさら、
投影しないではいられない
感情と体が反応しているのだから
どうしようにも仕方がない
ここでの感情とは、とても
原始的な感情のこと...
そう、爬虫類脳や哺乳類脳のレベル
発達した思考的脳ではなく
自分一人でいる時には起こらないような
外側の刺激がやって来た...
すると、その外側のものが何であれ、
それに対する要求と期待が湧いてくる
その欲求と期待が満たされるように
知らぬまの、無意識な...
マニピュレーションさえ起こりえる
それが失敗すると内部に自己嫌悪、
怒り、悲嘆が生じ、それすらも
投影しているものに責任を負わせ、
八つ当たりしはじめる
投影とは、それほど恐ろしいものである
ドキドキ、ワクワクが起こったら要注意する
ドキドキ、ワクワクの感覚に留まっている
ドキドキ、ワクワクが消え去ったら、
もしくは、消えかかり始めたら、
その寂しさすらも味わえば良い
取り戻そうとしないこと
外の刺激を取り戻そうとしないこと
消え去る時の寂しさを認め、味わい、
消え去った後の静けさの質を深めるがいい
無我夢中で取り戻そうとすると、
さらに見失って、怒り、悲嘆、
自己嫌悪が増大し、混乱しか起こらない
消え去る時の - 淡く甘酸っぱい寂しさを
味わうことができなくなる、それ自体が深い感覚である
この世に投影しないことが
どれだけ難しいか...
... 我を失い、我、我が家にたどり着く
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